会社をリードする企画部らしい、働き方改革を行いたい。そのファーストステップとして取り組んだのが、会議室の最先端化でした。
エルモボード導入のきっかけは何でしたか?
いま私が手がけているのは、改正労働基準法に対応した「働き方改革」です。令和6年4月1日の適応まであと残り2年となり、ICT化や建設DXなどの分野に特化した形で取組んでいるところです。
実は私が現在の企画部に異動してきたのが、今年の4月だったんですね。その時、この部署の会議室には55インチのディスプレイがあったんですが、端の人ではまず見えないだろうと思ったんです。カメラやマイクも市販品を後から継ぎ足した形で、なんとかWeb会議が行えるよう取り繕っていました。会社の先端たる企画部がこれではいけない。そう思った私は、まずゴールを定め、そのために必要なものは何かをヒアリングしていきました。
タッチモニター、OS搭載、USBなどのインターフェース、資料共有、86インチの大画面、そうしたニーズを満たし、価格的にもリーズナブルな製品が「エルモボード」だったんです。以前に幕張でテクノホライゾンさんにお会いしていたので、さっそく声をかけさせて頂きました。
操作が不得意な人にも使いやすいアイデアが満載、大画面ならではの迫力が、プレゼンテーションに熱量を加えてくれる。
現在、エルモボードをどう活用されていますか?
私はWeb会議の場では、モニター画面の前に立って話すプレゼンテーションスタイルを推奨しています。会議に参加しているメンバーは、皆がPCを持参して自分のモニターを見ていますよね。その状態で発言すると、「誰が話しているのかわからない」ことになりかねません。逆に大きな画面の前で説明する時の説得力は、格段に高いんですよ。
もちろんオンラインで参加している人にはモニター前に立つ人の動きは見えませんが、声やアクションに熱が入るので内容がしっかり伝わり、質問なども3倍くらい多く出てくるんです。
エルモボードには右下にハードボタンがあり、右側に立って説明していればこのボタン操作で次に進めたり戻ったりできます。この仕様はアナログ派の人にも使い勝手が良いようで、パワーポイントやPDFを投影している場合は非常に便利ですね。あと、USBなどのインターフェースが正面に付いているのも利便性が高いです。後ろに回り込む必要が無く、スマートにデータを反映できますから。
ボード上での会議資料作成、さらにはPCからワイヤレス投影へ。アナログからのスムーズな転換を進めていきたい。
今後の課題に対し、エルモボードをどう活用していきたいですか?
以前は会議用に紙の資料をテーブルの上に40枚くらい並べ、何枚目と何枚目をくっつけようとか、何枚目は要らないとか言いながら資料作りを行っていました。
しかしエルモボード導入後は、読み込ませた資料にボード上で書き込み修正したり、資料同士を並べ変えたり、さらにはスクリーンショットで保存すれば、すぐに皆で共有できるようになります。
会議の準備時間や会議そのものの時間も間違いなく短くなりますし、やはり情報共有がスピーディーに行えるのが大きな利点なので、今後はそうした使い方を浸透させていきたいですね。
また、複数のデバイスをエルモボードに同時につなぐことができるスマートスイッチャー「HS-2」の導入を近々計画しています。パソコンをモニター近くに持ってきてHDMIで都度つなぐのは、会議の進行に水を差します。
しかし「HS-2」経由ならばワイヤレスで自席のPCからエルモボードに投影でき、さらにはボード上で書き込みをした資料をオンラインで配信するなど、圧倒的に利便性が高まるでしょう。建設業界はICT化が遅れていると言われていますが、エルモボードの導入で一気に挽回を図りたいですね。
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ご協力企業様 プロフィール
- 社名
- 株式会社大林組(OBAYASHI CORPORATION)
- 設立
- 1936(昭和11)年12月
- 代表取締役社長
- 蓮輪 賢治
- 本社
- 東京都港区港南2丁目15番2号 TEL 03-5769-1111
- 資本金
- 577.52億円
- 従業員数
- 8,918人(2021年3月末現在)
- 事業内容
- 国内外建設工事、地域開発・都市開発・その他建設に関する事業、及びこれらに関するエンジニアリング・マネージメント・コンサルティング業務の受託、不動産事業ほか
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