児童一人ひとりの個性を大切にする教育の実現を目指して、1985年に設立された私塾が前身。 英会話スクール、幼児教室、インターナショナルプリスクールを経て、2005年に小学部を創設、2008年に構造改革特区制度を活用した小学校として認可されLCA国際小学校となる。
外国人教師をクラス担任に配置したり、副校長や教務主任に外国人を抜擢するなど先進的な取り組みを積極的に進め、本格的にバイリンガルを育成する。
画面にタッチすればクリアな音声で英語を再生、先生も子どもたちも視線をそらさずに電子黒板に集中
日本語を使わず英語で行う授業が特徴のLCA国際小学校では、単語や基本的な文章をメトロノームのリズムにあわせて楽しく繰り返し発話できる独自のデジタル英語教材「メトロラーニング」を開発し、日々の授業で活用している。この教材の良さを最大限に引き出しているのが、画面に表示された教材を先生がタッチすると、クリアな発音で英語が再生される一体型電子黒板「xSync Board」だ。
従来の英語教材の課題
- 紙ベースの教材は先生の発音が必須に紙の教材にあわせて先生が英語を発音しなくてはならず、英語教育の経験が浅い小学校の先生には高いハードルとなる。
- 教科書と黒板の併用は視線が途切れやすい子どもの手元の教材と黒板を併用すると、子どもの視線は手元と黒板を行き来することになり、視線が途切れて集中力が妨げられる。
- 大型モニターでは機器操作が煩雑単にパソコンやタブレットを大画面に映す方法では、先生が手元の画面と大画面の両方を見ながらとなるため、児童の表情を確認しづらい。
「xSync Board」と「メトロラーニング」でこう解決!!
画面にタッチすればクリアかつリズミカルな英語を再生
先生が気にかけるのは自身の英語の発音ではなく、子どもがどのように英語に触れて楽しめるかという“指導”の部分に。先生が本来得意とする“児童への指導”に注力。
電子黒板に表示されたデジタル英語教材の画面を指でタッチすると、クリアな音声で英語が再生される。スピードやリズムも画面上の操作で簡単に変えることが可能。
大画面の電子黒板への注目で子どもが授業に集中できる
先生のリードにあわせ、教室前方の電子黒板だけに注目すればよいため、視線が途切れない。
動きのあるデジタル教材の映像や、映像にあわせて再生される英語の音声が、すべて電子黒板から発信されるので、子どもは電子黒板だけに集中できる。
子どもと先生が一体になった授業展開が可能に
先生は子どもの表情を見ながら電子黒板をタッチして授業を展開できるため、常に子どもをケアできる。
先生が児童から視線をそらすのは、電子黒板の画面にタッチする一瞬だけ。子どもの反応を見ながら、同じ英単語や文章を繰り返したり、次の文に進むなど、その時の状況に最適な授業展開が可能に。
「xSync Board」選定のポイントは?
英語教育でもっとも重視される“音声”がクリアであるか?
良質な音の再現により、教室内のどこからでもクリアな英語が聞き取れ、子どもが一緒に発話しやすいこと。
- 電子黒板単体で音声がクリア
- Web会議サービスを利用した遠隔教育にも活用できる
画面のタッチで操作ができ、授業がスムーズに展開できるか?
単にパソコンやタブレットの画面が拡大表示されるのではなく、電子黒板の画面がタッチパネルで操作できること。
- 表示されたデジタル英語教材の画面へのタッチで、英語の再生やリズムの変更などが簡単に操作可能
- 教室のサイズにあわせて選べる55型から80型のラインナップ
xSync Board(バイシンク ボード)の詳細はこちら
お客様の声
「xSync Board」との出会いが「メトロラーニング」を変えた
氷見市長 林 正之 氏
オリジナルの英語教材の開発で、最初に取り組んだのは紙の本でした。当初は、メトロノームのリズムにあわせて、紙の教材に書かれた英単語や英文を読むという形式でしたが、お手本がないとなかなか難しいのが実情です。そこでデジタルの教材を考えたのです。
デジタルの教材であっても、パソコンやタブレットの画面を、大型のモニターに映し出すのでは、先生の視線が手元の端末に向きがちです。ここで出会ったのが電子黒板です。
電子黒板だと操作は画面へのタッチだけで済むので、子どもに視線を向けながら授業ができ一番やりやすい。子どもも下を向かずに、先生とモニターを同時に見られるのがよいですね。
全国の小学校で導入が拡大中 英語教員の不足問題の解消にも有効
指導要領の改定で小学校での英語教育をどうするかが大きな課題となっていますが、メトロラーニングと電子黒板を組み合わせて使うのは非常に有効だと思います。先生は電子黒板の画面をただ押せばいい。そして子どもを誘導しながら乗せていき、先生本来が持つ“授業での指導力”を発揮できるようになります。先生が苦手な発音に怯える必要はないのです(笑)。
メトロラーニングは、既にいくつかの公立校でも利用されています。ある公立学校では、すごく英語が嫌いで、英語の授業が始まると机の下に潜ってしまう子が、メトロラーニングの授業が始まると出てくるという話がありました。リズムに乗って体を動かしながら声を出す、歌を歌っているようで楽しいのだと思います。
LCA国際小学校様における「xSync Board」の活用法
LCA国際小学校では、日本語を使わない英語の授業を1年生から実践している。外国人教師も積極的に登用しバイリンガルの育成を行っており、授業で活用されているのが、独自のデジタル英語教材「メトロラーニング」だ。メトロノームのリズムにあわせて、どもたちが体を動かしながら英語を楽しんでいる背景には、画面へのタッチで操作できる電子黒板「xSync Board」の存在がある。
指で画面をタッチするだけで操作できる電子黒板&メトロラーニング
メトロラーニングの操作は、電子黒板の画面を指でタッチして行う。画面の「work」をタッチすると、“Do you like working?” “Yes, I do. I like working.”など「work」という単語を使った文章が、リズミカルに再生され、子どもは再生にあわせて発音を繰り返す。
メトロノームのアイコンボタンを押すことで、「カチカチカチ」というリズム音が再生され、リズミカルな英語の発音を習得できる。
実際に授業で活用してみると?
児童の集中力が格段にアップ
Jason Barrett 先生
電子黒板でメトロラーニングを初めて使うときには不安を感じていましたが、実際に使ってみると、画面にタッチして音が出るだけで子どもが本当に楽しんでいるのがわかりました。紙の教材を使っての授業では、子どもは手元の教材を見たり、先生の方を見なければならなかったりするので、特に低学年では集中するのが難しいものです。電子黒板ならみんなが前に注目して集中が途切れないので、教える側としてはとても助かります。
もちろん紙の教材や本を指差しながら授業を行うことは可能ですが、電子黒板を使ったアクティブな授業とは、児童が感じる楽しさが違うと思います。
電子黒板なら子どもの表情に注目できる
Phoebe Masellones 先生
私はメトロラーニングを導入している公立小学校で英語を教えていますが、その学校では電子黒板ではなく、タブレットと大型モニターを使用しています。この場合、タブレットを操作しながらモニター画面を指差し、さらに子どもたちの反応も見なければなりません。
LCA国際学園では、電子黒板を使用してメトロラーニングの授業を行っています。タッチパネルの活用により、教師は子どもたちの様子を確認することに集中できるため、授業が各段にやりやすくなると思います。
xSync Board(バイシンク ボード)の詳細はこちら
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