“平等のスタート‘’だからこそ使う
一体型電子黒板「xSync Board」× 実物投影機「MX-Pシリーズ」
愛知県 知多市教育委員会 様
- ICT教育
- 教育
- 一体型電子黒板
- xSync Board
- 書画カメラ(実物投影機)
- GIGAスクール構想
- 情報活用能力の育成
●普通教室への電子黒板と実物投影機の導入背景
●「当たり前」の一風景
●情報活用能力の育成
知多市教育委員会 永井 清司 教育長
知多市立新田小学校 1年生担任 神田 将弥 先生へ
直撃インタビュー!
これまでは、譲り合いながら活用していたICT機器が
『当たり前』に活用できるようになりました。
知多市教育委員会
永井 清司 教育長
普通教室への電子黒板と実物投影機の導入背景
知多市では、各学校に数台電子黒板が整備されていました。しかし、全教室に電子黒板が無かったため教師の活用率を上げるためには常設整備をしたいとの計画が以前からありました。
そこで文部科学省の「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」に基づき、新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するなどして、令和2年度に小中学校の全ての普通教室に電子黒板と実物投影機の整備計画を実施しました。これにより市長をはじめ知多市全体で教育に力を入れ、より良い環境を実現することができました。 電子黒板を導入するにあたり、数社が参加する展示会を開催し、現場の先生に実際に触ってもらいました。直感性、操作性、実用性の観点から「xSync Board」の評価が一番高かったため、導入することにしました。また実物投影機も一緒に整備することで活用の幅を広げることができました。導入後に丁寧な研修サポートを受け、各学校が研修に励んだことにより現在ではすべての教員が活用して授業することが「当たり前」となっています。
「当たり前」の一風景
- 一日(あるいは翌日)の予定を電子黒板に書く。
- 教師用、児童生徒用タブレット端末の画面(写真、動画等)を電子黒板に映す。
- 指導者用デジタル教科書を電子黒板に映す。
- 授業支援ソフト、学習支援ソフト画面を共有して電子黒板に映す。
- オンライン朝会等でモニターとして利用する。
- 児童生徒のノート等を実物投影機を使って電子黒板に映す。
情報活用能力の育成
電子黒板や実物投影機等のICT環境を整える目的は、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業づくりを進めるためです。こうした授業の積み重ねによって、児童生徒の情報活用能力を育成することができると考えます。本市では、令和3年度に知多市学校教育情報化推進計画(知多市版GIGAスクール構想)を策定し、児童生徒の情報活用能力を育成することを基本方針の一つとしました。また、知多市版情報活用能力体系表や単元表を作成し、市内のどの学校でも、同じように体系表に基づいて児童生徒の情報活用能力を育成しています。
知多市立新田小学校 神田将弥先生へインタビュー!【1年生担任】
機械が得意なこともあり電子黒板と実物投影機の導入後は当時の情報担当の先生に活用方法を教えてもらいスムーズに使う事ができました。以前は教室に電子黒板がなく、学校にある電子黒板を使いたいときは他の先生に確認しながら活用していたため、使いたいときに使えない状況でした。導入されてからは毎時間利用できるようになりデジタル教科書、タブレット端末、実物投影機をたくさん活用しています。
今年度は1年生を担当していますが、4月は文字を書ける子・書けない子、文字を読める子・読めない子の差がとてもあるので、みんな一緒に平等のスタートができるように、実物投影機をよく活用しています。文字を教える際に黒板に貼るマス目のマグネットがありますが、あえて実物投影機に児童が使っているノートを映し、鉛筆で同じように書きながら説明しています。「ここに書くよ」、「ここを見てね」と伝えれば、先生と同じ動きをすれば良いのだと理解し、全員が同じようにノートに書けるようになるからです。また、電子黒板が教室に整備されてからデジタル教科書の活用率も上がり、ペンで書き込みができるので授業がスムーズにできるようになりました。児童のタブレット端末も、電子黒板に簡単に映すことができるので以前よりも授業効率がとても上がりました。
今後も日常的に活用し、他の先生方とも活用事例を共有しながら使用していきたいと思っています。
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