実物投影機『みエルモん』×”Webカメラ”活用
~学校行事でみんなが集まれる環境づくりに~
● 導入背景
● “Webカメラ”活用のきっかけは”生徒”から
● 一生に一度の「思い出」卒業式での活用
『みエルモん』は、‶Webカメラ”としても、とても優秀です。
奈良県立平城高等学校 校長 金子 博和 先生へ直撃インタビュー!
実物投影機『みエルモん』で実現する(with/after コロナ)”日常の学び”と”非日常の学び”の両立
『みエルモん』は、”オンライン”でもオールインワン!まずは紙資料と黒板があればすぐに始められます。
導入背景
奈良県立平城高等学校では、2021年現在、9教室に実物投影機『みエルモん』、スクリーン、プロジェクタが設置されています。以前は、ボタン操作や機能が複雑で‶直感的”に使えない実物投影機を使っていたため、あまり機器活用はされていませんでしたが、『みエルモん』は、ズームやピント合わせの操作が片手で簡単に行え、使い方の説明を聞く必要もなく‶直感的”に使えたため、「これだ!」と思いました。
実際に、若手教員もベテラン教員もどの世代でも『みエルモん』だと簡単に使え、活用率も上がったため、「実物投影機を導入する」ではなく「『みエルモん』を導入する」ことにこだわりました。この時は、‶Webカメラ”として活用するとは思ってもいませんでしたが、実物投影機としても‶Webカメラ”としても本当に良いものを導入したと思っています。
”Webカメラ”活用のきっかけは生徒から
2020年、新型コロナウイルスの影響により、休校や再開の場面で様々な対策が必要となり、対面による授業や行事の開催が難しくなりました。国難ともいえるこの事態に、我々としても対処していかなければなりません。授業の形式も変化し、‶動画教材作成”や‶オンライン授業”なども進められていく中、『みエルモん』を‶Webカメラ”として使うきっかけは、生徒からのある相談でした。
秋の文化祭を行うにあたり「本当は全校生徒を集めたいけれど難しい。」「じゃあ教室に映像を配信してみるのはどうだろう?」ここでまず問題になったのが、カメラをどうするか。色々と仕組みを考える中、ふと頭に浮かんだのが『みエルモん』でした。パソコンとUSBケーブルで接続すると‶Webカメラ”として使えることを思い出し、まずは試しに使用してみました。
顔と手元を瞬時に切替えることができ、土台もしっかりしているので画面ブレも起こらず、トラブルは一切起きなかったため、‶Webカメラ”としての信頼性を感じ、実際に文化祭でも使用してみました。文化祭でも、体育館からの映像を安定して各教室に配信することができ、生徒の願いも叶えられ、好評のまま終えることができました。
一生に一度の思い出「卒業式」での活用
2021年3月の卒業式では、新型コロナウイルスの影響で、在校生は体育館に入場することができなくなりました。なんとか在校生も卒業式に参加させてあげたいとの想いから、卒業生と在校生がつながる仕組みとして『みエルモん』でのオンライン環境を設置しました。
体育館には全体を映す専門業者のカメラと、見送る側の在校生が集まる9教室には『みエルモん』を設置し、教室の映像を体育館に映しました。映像を送るシステムは、奈良県教育委員会が導入したG Suite for EducationのMeet機能を使いました。
在校生のいる教室では、後ろの黒板に卒業生へのメッセージを書いて、全体→生徒の顔→黒板のメッセージと、教室にいる先生が『みエルモん』のカメラヘッドを回転させて、スポットを切り替えながら在校生の様子を卒業生に伝えました。
色々試して分かった事ですが、ビデオカメラは時間が経つとスタンバイモードに入ってしまったり、バッテリーに依存しており、スタンバイモードの回避や電源管理のため、必ず誰かが常に傍についていないといけません。その点『みエルモん』は、位置の固定をして映したいものを狙ってさえおけば無人でも必ず映してくれます。『みエルモん』を‶Webカメラ”として活用することで、卒業生を見送るためにみんなが集まれる環境を作り出すことができ、一生の思い出である最後の卒業式を盛り上げることができました。
afterコロナへの見通し
今後は、‶日常の学び”と‶非日常の学び”の両立が必要になってきます。
様々な学校行事(体育大会、参観、研究授業など)においても、リアルタイムでの拡大提示が日常になっていくと思いますし、今回のオンラインは今後も展開していくべきと考えます。『みエルモん』は、授業での活用だけでなく、‶Webカメラ”としてもとても優秀で、レベルの違うICT機器だと思っています。
機器構成
書画カメラ(実物投影機)L-12Wの詳細はこちら
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