成功のカギは教員のモチベーション
~GIGAスクール構想を推進できる授業を見据えた整備~
大阪府 門真市 教育委員会 様
- ICT教育
- 教育
- 書画カメラ(実物投影機)
- 一体型電子黒板
- MX-P2
- xSync Board
- ELMO CAST
- GIGAスクール構想
成功のカギは教員のモチベーション
~GIGAスクール構想を推進できる授業を見据えた整備~
● 導入背景
● 教育委員会として目指したもの
● スタートダッシュのきっかけ
● 教員へのサポートとこれからの活用に向けて
教員がICTを活用した授業づくりのイメージが描ける整備を!!
門真市教育委員会 課長 渡辺 廣大 様へ直撃インタビュー!
『xSync Board』には、アナログとデジタルの仲介を期待しました。
少しでも教員がストレスなく活用できるよう
書き心地にはこだわりました。
導入背景
2020年度、門真市では普通教室、特別教室など授業を行う教室に電子黒板『xSync Board』を282台、実物投影機『MX-P2』を350台、ワイヤレスミラキャストレシーバー『ELMO CAST』を333台、電子黒板機能付プロジェクターを119台整備しています。
GIGAスクール構想による1人1台端末を、単発の整備ではなく、いかに先を見据えた応用性・拡張性を持った整備にできるかが鍵と考えていたため、教室を構成する機器の全体像を考えました。単なる既存テレビの更新ではなく、機器の「台数不足」や「配線の煩わしさ」等の課題も一気に解消できるよう、また、教員のモチベーション向上にとって不可欠な機器構成として、電子黒板追加+教員端末の安定利用+完全無線化を検討した結果、電子黒板『xSync Board』、実物投影機『MX-P2』、ワイヤレスミラキャストレシーバー『ELMO CAST』の導入に至りました。
教育委員会として目指したもの
教員の中には、ICTに対する苦手意識や負担感から、活用ハードルの高さを感じる方も多く、教育委員会としては、ICTを活用した授業を形作る教員自身が「授業で便利に使えそう」「楽になりそう」「面白そう」と思えるよう、心理的なハードルを下げ、教員が“いざという時に使える”環境を目指しました。
環境としては、教員端末でインターネット接続をしつつ、回線負担軽減のため、『xSync Board』はオフラインで活用、『ELMO CAST』で教員端末を『xSync Board』に無線投影し、資料のデジタル化が難しくても、『MX-P2』活用により、紙媒体の表示やWebカメラとして各教室を接続できる環境を創り出しています。『xSync Board』は、資料提示だけでなく黒板と同様に板書が可能、実物投影機との連携、書込みもでき、授業づくりの中でアナログとデジタルの仲介を果たすことを期待しました。各校教員への説明の際には、驚きとワクワクの顔が見られ、導入後すぐに活用が進んだことから、順調に活用促進のスタートダッシュを切れたのではないかと考えています。
スタートダッシュのきっかけ”電子黒板”と”実物投影機”
電子黒板と実物投影機の導入からまだ1年未満ですが、嬉しいことに、活用事例や活用工夫の紹介には困らないほど、学校ではたくさんのアイデア溢れる実践がされています。今では授業にはなくてはならない「当たり前」のICT機器になっています。
教員へのサポートとこれからの活用に向けて
教育委員会では、教員の不安や課題でICT活用の歩みが止まらないよう、ヘルプデスク、ICT巡回支援員の設置とともに、学校の要望に基づくGIGAサポーター派遣など、活用のしやすさに焦点を当てた教員のサポートが大切と考えています。機器導入の際は、教室環境、機能・操作の紹介、無線接続方法など、エルモカンパニーにもご協力をいただき、全校に出前研修へ出かけました。
現在、学校では1人1台端末の授業での活用と並行して、緊急時に備えた家庭でのオンライン学習やオンライン授業の実践に懸命に取り組んでいます。しっかりとしたサポートのもと、教員が安心して活用にチャレンジでき、子どもたちが授業や家庭学習を通してICTを活用した学びを積み重ねていく、こうした新しい学習の形が、Society5.0時代に生きる子どもたち一人ひとりの活躍につながっていくことを期待して、学校とともにさらなる活用・工夫に努めていきたいと考えています。
機器構成
書画カメラ(実物投影機)MX-P3の詳細はこちら
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