生徒同士の学び合いの機会や、 生徒が自発的に学習を進める機会が更に増えました

岡崎市立新香山中学校 様
岡崎市教育委員会 様

  • MOMOBo
  • 校内フリースクール
  • 中学校
  • Facebook
  • twitter
  • Line
岡崎市立新香山中学校

F組(校内フリースクール)でMOMOBoを電子黒板として使うことで、 すべての生徒たちの学びが保障されると感じています。

日常の学習の様子

F組では生徒が取り組みたい事や、やってみたい事を先生に相談しながら学習を進めています。校内の教職員が一人ひとりの生徒に合った時間割で、支援員の方と一緒に授業を進める中で、先生と生徒、また生徒同士が自然と互いにコミュニケーションをとって、温かい雰囲気の中で学習に取り組んでいます。
授業では、例えば数学科の図形の学習で、MOMOBoの画面へ図形を転送し、直接書き込みながら説明しています。こうすることで、その都度ホワイトボードへ図形をかくといった手間が省け、その分生徒たちと会話を交わしながら授業を進める時間が確保できています。また、社会科の授業では、重要な画像や動画をスライドにまとめ、MOMOBoに映して情報共有しながら学習を進めています。生徒たちは映像を見ながら互いに話し合いを行うこともあり、授業への参加意欲が高まっています。

学習シーンに合わせて提示装置も使い分け

MOMOBoに視覚的な情報を表示できる様になった事で、言葉だけでは理解しにくかった学習内容がより理解しやすくなりました。これまではタブレットの小さな画面を皆で見ていましたが、MOMOBoの利用で少し離れた場所からも情報が見やすくなり、役に立っています。また、MOMOBoは教室内を移動できるので、生徒のそばに近づいて使うことも可能です。
一方で、MOMOBoの32型の画面サイズは4~5名の生徒と情報を共有するには便利ですが、それ以上の人数になる場合は少し小さく感じられるので、学習の内容や生徒たちの様子に合わせて、大画面のホワイトボードも併用しています。

教材活用と学習機会の変化

岡崎市立新香山中学校では、授業でよく使う教材を校内サーバーへ格納しており、どの教室からでも、利用する事ができるようにしています。F組では、学習で利用した教材をMOMOBoから授業サーバに保存しておく事で、繰り返しの学習に活かしています。
また、MOMOBoは操作が簡単なので、生徒は先生に相談の上、自分でMOMOBoに保存された教材を取り出して、学習を進めています。MOMOBoが導入された事で生徒が自発的に学習を進める機会が更に増えました。

今後のMOMOBo活用のイメージ

今後は一人一台タブレットとMOMOBoを連携させて、個々の考えを全体に広げるといった、コミュニケーションを活性化するような使い方を充実していきたいと考えています。また、MOMOBoを利用したオンライン授業にも挑戦し、教室の外にいる人たちとも生徒たちをつなぐことができるツールとして活用したいです。

岡崎市教育委員会に聞きました

岡崎市のF組とMOMOBo導入の背景

岡崎市のF組(校内フリースクール)は、長期欠席児童生徒のみならず、学級に困り感等を抱える生徒たちが、温かな雰囲気の中で、担任や支援員、仲間同士との触れ合いを通して、心のエネルギーを高めていく教室です。令和2年度の中学校3校からスタートし、現在市内の全中学校20校と小学校3校にF組を設置しており、今後さらに設置校を増やしていくよう取り組んでいます。
本市では、すでにすべての普通教室に電子黒板を整備し、一人一台端末と連携して授業を行うなど活用が進んでいます。こうした中、F組にMOMOBoを導入して、少人数の学級でも手軽に利用できる電子黒板として活用することで、生徒たちの主体的で対話的な学びが更に充実するように目指しています。

2025年2月現在
※記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

MOMOBo 紹介動画

モバイルディスプレイ MOMOBoの詳細はこちら

モバイルディスプレイソリューションの詳細はこちら

弊社製品・サービスについて、お気軽にお問い合わせください。